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自己紹介

新潟県出身で、大学まで新潟で過ごしましたが、東京で就職後、10年以上小児がん医療に携わってきました。

小児がんは、現在、治る病気になってきたと言われていますが、その闘病生活は、親にとっても子どもにとっても、長く苦しい体験であることは変わりありません。
また、治った「その後」…。全部が元通りとはいかず、新しい生活を求められることもあるかもしれません。

私は、こうした体験をされている小児がん経験者とそのご家族に、看護師として少しでも寄りそえたら良いな、と思ってきました。

しかし、働くなかで、実際にパワーをもらってきたのは私でした。
 辛くて苦しい闘病下であっても、笑顔や思いやりに溢れた子どもたち・・・
 治療を終えた後、闘病体験を糧に、強く逞しく成長した子どもたち・・・
たくさんの素敵な子ども達との出逢いがありました。

この子たちの、強さ、優しさ、輝きの源は何だろう?

これが私の研究テーマです。
研究者としてはまだ未熟な私ですが、このテーマに基づいて、一人一人の小児がん経験者が持っている力を最大限に引き出せるような看護、医療を考えていきたいと思っています。

これまでの主な研究実績

※筆頭のみ記載、下線が研究者

論文

  • 伊藤純子,綿貫桃子,住吉智子;慢性疾患児に関わる養護教諭が期待する支援の実態と役割期待.新潟大学保健学雑誌18(1),2021.
  • 飯田純子,住吉智子;小児がん経験者の闘病体験とレジリエンスとの関連性.小児がん看護8,17‐26,2014.
    ★小児がん看護学会研究奨励賞受賞

学会発表

  • 伊藤純子,住吉智子;小児がん経験に関する自己開示のプロセスと精神的成長.第21回小児がん看護学会.

  • 飯田純子,平田美佳,長谷川大輔,他;白血病を発症したダウン症候群患児に対する看護上の問題点.第11回小児がん看護学会.
  • Junko Iida, Mika Hirata, Daisuke Hasegawa, et al; Nursing care for Children with Down Syndrome and Leukemia.第45回国際小児がん学会.
  • 飯田純子,住吉智子;看護学分野における小児がん経験者の「がん体験」に関する文献検討.第8回小児がん看護学会

その他

  • 伊藤純子,岩藤百香;【基礎技術】注射:静脈,皮下,皮内,筋肉.小児看護42(1)31‐37,2019.
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